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ユニコーンステークス2020
有力馬カフェファラオを分析!

2020年6月21日(日)
東京11R
ユニコーンステークス(GIII)
3歳OPダート1600m

カフェファラオ

調教師堀宣行(美浦)
生産者Paul P. Pompa
通算成績【2-0-0-0】
American Pharoah (アメリカンファラオ)
Mary’s Follies
母父More Than Ready (モアザンレディ)

近5年のユニコーンステークス勝ち馬はワイドファラオ、ルヴァンスレーヴ、サンライズノヴァ、ゴールドドリーム、ノンコノユメなので後に全ての馬がGIまたはJpn1を制している超ハイレベルなレースです。
今年のユニコーンステークスは例年以上にメンバーが揃ったイメージで今年の勝ち馬がどこまで飛躍するのかが楽しみです。

さて、今年のユニコーンステークスですが1番人気はおそらくカフェファラオでしょう。2戦2勝のレースを振り返ってみましょう。

新馬戦:中山ダート1800m(良)

勝ちタイム1:54.7 上がり3ハロン37.3秒は2歳馬でこれまでに前例がないほどのレベル。
手前を変えることなく2着馬に10馬身差の圧勝しており、その2着馬バーナードループが未勝利戦1着→1勝クラス1着→兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)1着なのですから負かした相手もレース内容もケチのつけようがありません。

ヒヤシンスS:東京ダート1600m(良)

芝スタートが合わず後方からになってしまいましたが、出遅れをものともしない差し切り勝ち。
2月の東京競馬場は基本的に上がりが出にくく、その時期に同コースで上がり3ハロン35.5秒以内で勝利した馬は近7年で8頭しかいません。

レース名馬名年齢上がり3F馬場
フェブラリーS (GI)モズアスコット6歳35.4
ヒヤシンスS (L)カフェファラオ3歳35.2
フェブラリーS (GI)インティ5歳35.4
フェブラリーS (GI)モーニン4歳35.2
ヒヤシンスS (OP)ゴールドドリーム3歳35.5
白嶺SH (1600万下)サウンドトゥルー5歳35.1稍重
フェブラリーS (GI)コパノリッキー4歳35.3

カフェファラオ以外全ての馬がGI馬!(◎_◎;)

しかも3歳の良馬場ですからね…..苦笑
ちょっとぶっ飛んで強いです。
ただ芝スタートでダッシュがつかないのは怖いところ。でもそれをはねのける能力は持っています。
血統から馬場も雨でも大丈夫なはず。というより、高速ダートの方がパフォーマンスを上げるのでは?

ちなみに昨年のBCジュベナイルとフューチュリティSを勝ったFour Wheel Drive(フォーホイールドライブ)もカフェファラオと同じ父アメリカンファラオ×母父モアザンレディ!
この配合もしかしてニックスかな?
これだから血統って面白い!