天皇賞秋『マイラー対決』

スワンSは岩田騎手が素晴らしい競馬を見せてくれました。今の京都は内を通ることが圧倒的に不利で、内枠の馬は外から押し込められてその馬場を通らざるを得なくなってしまうことが多いのですが、カツジは押し込められる前に逃げて比較的に良い馬場を選んで通れました。さらにコーナーでは痛んでいない外の馬場を通る距離ロスよりも内を通る経済コースの方が良いと判断。そして直線では良い馬場を選択。その結果、単勝143.7倍で見事1着。
後方脚質のカツジを逃げて特殊なコース取りで勝利に導く、岩田騎手だからこそできた騎乗でしょう。思えばちょうど3年前の天皇賞秋でも素晴らしい進路取りでレインボーラインを3着に導いたのも岩田騎手でした。
今年の天皇賞秋も好レースを期待します。

推奨馬に自信度をつけています。 
★★★★★…筆者渾身の大予想 
★★★★☆…かなり自信のある予想
★★★☆☆…週単位で買っておきたい予想
★★☆☆☆…中心となる予想
★☆☆☆☆…無理をして買う必要はない予想

東京11R 天皇賞秋
◎ダノンプレミアム 自信度★★☆☆☆

○アーモンドアイ
△クロノジェネシス
△キセキ
△ダノンキングリー
☆スカーレットカラー

今週からBコースに変わったのと、久しぶりに好天で行われたため土曜の東京は高速馬場。ここで思い出したいのは高速馬場の2000mGIは『休み明け』、『マイル実績』が圧倒的に有利になりやすいということ。
休み明けが有利なのは筋肉が柔らかく、バネが溜まっているのでスピードに乗りやすいから。
マイル実績が有利なのは一見普通のペースに見えても、実際は馬場が速いのでマイル実績馬にとってはスローということが多いから。スピードの絶対値が高い馬は追走が楽だし、前に行きやすい。しかもスピード馬にとってはスローなので後半ベースの勝負になりやすい。昨年の天皇賞秋の後半1600mは1:32.0、富士Sよりも速い時計を求められていたし、後方で追走する中距離馬にとってはかなり厳しくなる。今年はアーモンドアイ、ダノンプレミアム、クロノジェネシスがマイル重賞実績持ち。しかも3頭とも休み明けで素晴らしい結果を出している。
自分のロジックからこの3頭を上位に取るが、クロノジェネシスはマイルの持ち時計が少し寂しく、後半1:32.0で走るのは少し厳しいかもしれない。
1回の大敗で人気を落としすぎているダノンプレミアムに1番の魅力を感じた。
古馬になってからは追走スピードが速いレースを苦手としており、大きく崩れたのは前半5ハロンの通過が57秒台の安田記念2つ。追走が楽になる2000mでは【1-1-1-0】と崩れておらず、金鯱賞で負かしたリスグラシューはその後無敗で引退。天皇賞秋はアーモンドアイに完敗の2着だが、オーストラリアでのクイーンエリザベスSはテン乗りで特殊な馬場の中3着。それでも先着を許したアデイブ、ベリーエレガントはそれぞれ今年に入ってG1を制しているように相手も強かった。
今回からブリンカーとクロス鼻革を着用するが、これはおそらく前で運ぶ意思表示。頭数も少なく、前がかなり楽になるはずで前半5ハロン59秒を超えていれば期待は大きい。
相手は昨年の勝ち馬アーモンドアイで問題なし。
穴はマイル重賞で連対経験のあるスカーレットカラー。

東京8R 本栖湖特別
◎ディアスティマ 自信度★★☆☆☆
春は切れ負けしたり、以上歩様だったりで勝ち切れなかったが、しっかり休んでブリンカーをつけた前走は完勝。
根拠は乏しいが、個人的に高く評価していた素質馬。前走の内容ならこのクラスは問題ないはず。