今週の重賞に出走予定の馬から調教の良かったと感じた馬を☆☆★~★★★で評価しています。
筆者は競馬において重要な要素は能力×適性であって、調教は能力のバロメーターと考えています。
(育成によって馬の適性も変わってくるので調教は適性の一部でもあるのですが….)
評価が高い馬を必ずしも本命にするとは限りませんので、ご容赦ください。
調教評価★★★
レシステンシア
1週前追い切りではラスト2ハロン23.5-11.6の超抜時計。来週追い切りも馬なりで素晴らしい時計でした。NHKマイルCは最終追い切りが栗東坂路で56.5-27.0-13.7と動きが悪かったですし、レース後に骨折が判明していたにもかかわらず2着に来たのは自力の高さと言えるでしょう。
調教評価★★☆
カツジ
ケイアイノーテック
サウンドキアラ
サリオス
サウンドキアラは15.1-13.3-12.2-11.9の加速ラップ。前走が前哨戦仕上げだっただけに上積みは大きいでしょう。
調教評価★☆☆
アドマイヤマーズ
インディチャンプ
ヴァンドギャルド
ベステンダンク
ペルシアンナイト
ラウダシオン
インディチャンプはいつも通り素晴らしい動きをしているのですが、この馬は叩き良化型のイメージが強く中7週以内【6-0-1-2】に対して、中10週以上は【1-0-1-2】、今回は後者であるという点が気になります。
ヴァンドギャルドは芝追い切り。藤原厩舎、芝追い切り、高速馬場のキーワードはスピードを強化して勝利した高松宮記念のミスターメロディを思い出します。足りない馬だと思っていたのですが、この追い切りならば紐には抑えても良いかもしれません。
アウィルアウェイは追い切りで行きたがる素振りを見せており、1600mは折り合い面で不安を感じました。
グランアレグリアはびっくりの芝追い切り。最終追い切り芝×藤沢厩舎のデータが手元にあるわけではないですが、秋華賞のサンクテュエールや富士Sのレイエンダ、アイビーSのバニシングポイントが馬券外に敗れたように良いイメージはありません。