有馬記念『競馬は能力×適性』

当サイトで個人的に行なっている某企画。土曜は阪神Cで帳尻を合わせようとしたのですが、かえって痛い目にあってしまいました。
残り金額は594,330円…。恥ずかしい予想と買い目ばかり公開していますが、最後くらいバシッと当てられればいいのですが…

推奨馬に自信度をつけています。 
★★★★★…筆者渾身の大予想 
★★★★☆…かなり自信のある予想
★★★☆☆…週単位で買っておきたい予想
★★☆☆☆…中心となる予想
★☆☆☆☆…無理をして買う必要はない予想

中山11R 有馬記念
◎クロノジェネシス 自信度★★★★★

○フィエールマン
▲カレンブーケドール
△ブラストワンピース
△キセキ
△サラキア
△ペルシアンナイト
△ワールドプレミア

現代の競馬ではどんな条件でも力を最大限に発揮できるオールラウンダーは存在しない。どんなに絶対能力が高い馬でも適性がなければあっさり負けることは昨年の有馬記念でアーモンドアイが証明している。だからこそ、能力が高い馬を覚えておいて、その馬が適性の高いと思った舞台に出てきたら勝負すればいい。昨年の有馬記念勝ち馬リスグラシューは絶対能力も適性も高かったゆえにノーステッキの5馬身差の楽勝だった。
今の中山はタフで、土曜に行われたホープフルSの1着ダノンザキッドは宝塚記念同日に行われたタフな新馬戦を勝ち上がった馬で、2着オーソクレースの母マリアライトは宝塚記念勝ち馬、3着ヨーホーレイクの全兄マウントシャスタは宝塚記念5着馬であるように宝塚記念に近い適性が求められる馬場状態になっている。
クロノジェネシスは宝塚記念のようなタフな馬場に適性のある馬で、今年の宝塚記念ではレース史上最大着差で勝利。ラスト1ハロンに1.8mの急坂があって、最後は流しているにもかかわらず、ラスト2ハロンは12.1秒-12.3秒。余力を残した完勝だった。
そして、驚いたのが天皇賞秋。ベストとは言えない軽い馬場の中、スタートで進路カットされる不利とGIとしてはありえないほどの超スローの展開ながら上がり3ハロン32秒台の末脚でアーモンドアイに0.1秒差に迫った内容は、国内でもトップクラスの絶対能力の証明と言える。
ベストとは言えない軽い馬場にもかかわらず国内トップクラスの能力を持つ馬が適性の高いタフな馬場に出るとするならば買わない理由はない。
相手本線はフィエールマン、カレンブーケドール、ブラストワンピースの3頭。
フィエールマンは天皇賞秋でスタートの不利と直線で追い出しに待たされる不利、超スローの展開不利ながら上がり最速で2着、昨年の有馬記念ではマークしたアーモンドアイが想像よりも早く垂れてしまって早仕掛けになりながら4着に走っており、クロノジェネシスほどではないがタフな馬場にも対応できる。
カレンブーケドールは宝塚記念と適性の近いタフな京都記念でクロノジェネシス相手に2着に走っており、今年のジャパンCでもハナ差4着に走っているように適性も能力も高い。
ブラストワンピースは2年前の勝ち馬、今年はタフな中山のAJCCを勝っており適性を買ってみたい。
買わないのはラッキーライラックとラヴズオンリーユー。前者は軽い馬場でこそ強いステラマドリッド牝系で今年の大阪杯、エリザベス女王杯、昨年のエリザベス女王杯はいずれも軽い馬場でのもの。タフな宝塚記念では全く勝負になっておらず今の中山適性はない。後者も軽い馬場巧者でオークスはレコードVの軽い馬場、道悪の府中牝馬Sでは崩れており今の馬場は合わない。
馬券は単勝と馬連3点、3連系まで買ってみたい。

有馬記念のポイント
クロノジェネシスの鞍上、北村友一騎手は中距離以上の非根幹距離の息の入れ方の天才

北村騎手は中距離以上の非根幹距離での息の入れ方が上手い騎手で、今年の1800m以上の非根幹距離の重賞は【5-3-0-6】と素晴らしい成績を残している。
(JBCレディスクラシックのファッショニスタも該当)
対して、今年の2000m,2400m重賞での成績は【0-2-1-9】で勝利なし。OPクラスに広げても今年は勝ち星はない。
非根幹距離だと直線でやたら弾けるのはそのためだろう。
筆者が府中牝馬S、エリザベス女王杯でサラキアを本命にした時に北村友一騎手が乗るからこそ買うと言ったのは実はこの理論も含んでいる。

かつてはプレッシャーに弱い騎手だったが、エリザベス女王杯のレース後には『勝負どころで勝ち馬が動いたのは見えていましたが、まだ早いと思って我慢しました。サラキアの特性を考えて乗ったレースなので悔いはないです』とコメントを残しているように、馬の特性を理解して信じて乗ってくれる信頼の厚い騎手。クロノジェネシスを信じていつも通り乗れば直線で弾ける。